歯科の新たな専門医制度

株式会社 佐々木総研

アドバイザリー

歯科の新たな専門医制度の議論が始まりました。専門医と言えば、すでに多くの学会がそれぞれの基準をもとに認定した資格があります。今回の議論では、国民の高齢化に伴う在宅医療や有病者への対応など、社会の変化による多様なニーズに対し、安全で安心して受けられる歯科医療を提供するための専門性が問われています。厚生労働省は専門医のあり方について、「神の手を持つ医師」や「スーパードクター」を求めるものではなく、それぞれの診療領域における適切な教育を受けて十分な知識・経験を持ち、患者から信頼される標準的な医療を提供できる医師と定義しています。厚生労働省の「歯科医療の専門性に関するワーキンググループ」では、新たな歯科専門性のイメージとして下図のように試案を作成しています。歯科では、現在、専門医に関する広告について「口腔外科専門医」「歯周病専門医」「歯科麻酔専門医」「小児歯科専門医」「歯科放射線専門医」の5資格のみが認められています。今後の議論の中で、新たな専門医をどのように国民に周知させるかも課題の一つになるでしょう。sika

税務会計3課 マネージャ 

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