一人当たり介護費、認定率の地域差の実態
株式会社 佐々木総研
アドバイザリー政府が3月23日に開催した医療・介護情報の活用による改革の推進に関する専門調査会の中で、厚生労働省より、介護費の地域差分析の結果についての報告が行われました。これによると、平成26年度の第1号被保険者1人当たり介護費(年齢調整後)の全国平均は27.4万円となりました。都道府県別では、栃木県が最も少なく24.5万円、最も多いのは大阪府の31.9万円となりました。また、平成26年度の認定率(年齢調整後)の全国平均は17.9%で、山梨県の14.2%が最も小さく、最も大きいのは大阪府の22.4%となりました。福岡県はどちらも上位に位置していますね。これらの地域差は、同会合でも検討されている「医療費適正化基本方針」においても、平成35年度に向けて縮減を目指し、取組が議論されています。
税務会計3課 マネージャ
著者紹介
最新の投稿
- 2016年10月7日アドバイザリー歯科の新たな専門医制度
- 2016年5月16日アドバイザリー一人当たり介護費、認定率の地域差の実態
- 2015年9月7日人事労務一人暮らしで長期入院、入所している方には通知を
- 2014年10月6日アドバイザリー在宅医療における医科歯科連携