標準生命表の改定

株式会社 佐々木総研

アドバイザリー

2018年4月、標準生命表が11年ぶりに改定されました

標準生命表とは、日本アクチュアリー会が金融庁からの委託で作成している表で、男女別、年齢別に死亡数や死亡率、平均余命等が記されており、保険を作成するための基礎となる大変重要なデータです。

前回改定のあった11年前と比較してみると、例えば40歳の死亡率ですが、

●40歳男性の死亡率が『1,000人に1.48人(2007年)』から『同1.18人』に

●40歳女性の死亡率が『1,000人に0.98人(2007年)』から『同0.88人』にと大きく改善しています。

 平均寿命についても

●男子:81.15歳➡83.47歳

●女子:87.83歳➡89.59歳

と大きく伸びています。

これにより、生命保険業界では次のような影響がでています。

死亡保障:値下げ➘の方向(長生きになり、死亡率が低下したため)

医療保障:値上げ➚の方向(長生きになり、入院や手術のリスクが増加したため)

すでにご加入されている保険に影響は無いものの、今後新たにご加入されるものが対象となります。

保険会社により対応は異なりますが、ご加入の生命保険を見直す機会にしてみてはいかがでしょうか。

随時ご相談承っております。お気軽にお声がけください。

 

リスマネ

 

 

 

 

              ライフプラン・リスクマネジメント課

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