【医療介護あれこれ】接遇レッスン「第一印象」

長 幸美

アドバイザリー

さて、今回は「第一印象」についてお話したいと思います。

「第一印象」とは・・・初対面の方に抱く相手に対する感情で、これまで培ってきた対人関係の中から、「良い印象・悪い印象」に照らし合わせ、「相手がどのような人かということを決める作業です。話をする前から、相手のことを「こんな人」と印象のみで決めていく作業となります。
この作業を、ヒトは、本当に一瞬の間に決めていくことになります。

皆さん、「第一印象」はどの程度の時間でどのように決められていくと思いますか?
10秒? 30秒? 1分?

いえいえ、初めて人と会った場合、3秒から6秒で相手のことを判断するといわれています。目の前の方の外見・・・つまり「視覚」「聴覚」等の五感から得られる情報で判断されます。(凄いですよね、ヒトのカンピューター!)
電話の場合はもう少し長く、10秒から20秒かかるといわれています。これは視覚的な情報が何もないために、比較対象の情報が減り、少し長くかかるといわれています。
皆さんの中にも、最初の印象が悪いと、なかなかその後良い印象に変わらないときや、最初の印象がいいと、その後多少の失敗があっても、「まあしょうがないわね」と寛大になった経験があるのではないでしょうか?

視覚的要素が多いということは、「見た目で判断」されるということで、この見た目とは、「身だしなみ」が大きく影響しています。
第一印象をよくするためには、どんな身だしなみがいいのでしょうか?
次回は、この「身だしなみ」についてお話していきたいと思います。

医業経営支援課

著者紹介

長 幸美
医業経営コンサルティング部 医業コンサル課 シニアコンサルタント

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