気概と挑戦

森永 治

その他

近年の車は、カーナビを搭載している車両が多い。
「カーナビがあるので、道を覚え無くてよくなりました」といった方がいました。

科学技術の進歩によって、私たちの生活は便利になりました。
半面、機械をあてにすることで、以前は“よく電話番号を記憶しておく”など、これまでできていたことができなくなった、と感じる場面が多くなっているように思います。
「人間は、誰しも計り知れない大きな可能性を持っている。その可能性をさえぎるものの一つが、自分以外の何かを”頼る心”です」これは真理をよく表していると思います。

リンゲルマン効果をご存知でしょうか?
綱引きにおいて、綱を引く人数が増えるほど、一人が出す力が減っていくという実験結果(リンゲルマン効果)があります。つまり「人に頼る心がある限り、自分の持っている大きな力を出し切ることはできない」と。

仕事(職場)は、自分自身を練磨する機会にあふれています。
「すべての責任をもって、物事を推進していく」その気概と挑戦の先に、思ってもみなかった可能性が大きく開かれるのではないでしょうか。
心していきたいものです。

2023年11月24日

著者紹介

森永 治
税務会計コンサルティング部 部長

制作者の直近の記事

コラム一覧に戻る
お問い合わせ

PAGE TOP