Pythonプログラミング入門:最初の一歩 

綾部 一雄

DX推進

プログラミング学習を始める際、環境構築は初心者にとって手強い一歩となることでしょう。前回はPythonをどうやってセットアップするかをご案内しましたが、今回はその環境を使って実際にコードを書いてみましょう。 

1. 「Hello, World!」と挨拶しよう 

最初に試すのは、何と言っても「Hello, World!」プログラム。これは、新しいプログラム言語を学ぶときのお約束で、簡単なメッセージを画面に表示します。Pythonでこれを作るのは、とっても簡単です。 

この一行をメモ帳に打ち込んで、`.py`という拡張子で保存します。例えば、`hello_world.py`としてみましょう。 

2. 実行してみよう 

そのファイルを保存したら、コマンドプロンプトを開いてファイルがある場所に移動します。そして、下記のように打ち込んでみてください。 

これで、Pythonが`hello_world.py`を読み込み、「Hello, World!」と表示してくれるはずです。 

表示例 

表示されない場合や、エラーが発生した場合は前回のコラムを確認し、正しくPython開発環境を構築しましょう。 

3. 開発の基本を覚えよう 

今回の作業は、プログラミングの基礎的な流れを把握するための良い練習になります。しかし、本格的なプロジェクトには、もっと効率的な開発方法が求められます。 

4. 次回はもっと便利なツールを 

より簡単かつ効率的に開発するためには、統合開発環境(IDE)の力を借りることをお勧めします。IDEは、コードの書き込みから実行までをサポートしてくれるツールです。次回は、どんなIDEがPython開発に向いているか、その選び方と設定について話します。

2024年4月24日

著者紹介

綾部 一雄
DX推進支援部 ICT活用推進室課 マネジャー

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