Uniposの導入とその後 

河内 美穂

その他

当社では社内のコミュニケーション活性化を図るため4年前に「Unipos」を導入しました。 

「Unipos」は、従業員同士が賞賛などのメッセージと小額のインセンティブを送り合うツールになります。投稿されたメッセージは全社員に共有されるため、他部署(第三者)も確認することができ賞賛の輪が広がっていきます。 

今回はUnipisを導入した経緯と効果についてお伝えしたいと思います。 

まず、感じていた課題が2つあります。 

1つ目は「部署間のコミュニケーション」です。当社は税理士や社会保険労務士など様々な専門家が在籍しており、連携してお客さまの経営のお悩みに対応しています。 

もし、担当者がお客さまから自分の専門外のご相談を受けたら、本来はその分野が得意な者に相談するべきです。ところが、担当者は専門家であるがゆえに「知らない」と言いにくいプレッシャーもあるのか、専門外のご相談でもなるべく自分で対応しようとするケースが少なくありませんでした。 

2つ目は「リモートワークにより仲間の活躍・貢献が分からくなったこと」です。新型コロナウイルスの感染拡大以降、在宅勤務が多くなったことで、今まで何となく見えていた仲間の活躍や貢献、オフィスの様子が分からなくなりました。 

また、当社は北九州市と福岡市の2拠点にオフィスを持っており、コロナ以前は月に1度、北九州の本社に集まり対面にて情報交換・交流をしておりましたが、コロナ以降は対面での会議がWebミーティングになったことで交流する機会が減りオフィス間の関りが減少しました。 

当社に限らず、上記のような社員同士のコミュニケーション不足を感じている職場は多いと思います。 

業務の話だけではなく日常会話や雑談も重要なコミュニケーションの1つと捉え、当社ではUniposを使うことでお互いを知り、仲間同士の信頼関係が向上と業務を円滑に行う手助けができれば。と考えました。 

≪実際の投稿≫ 

Uniposを導入後、社内アンケートをとったところ、中でも一番多かったのは「他部署の仲間の活躍・貢献がわかった」次いで2番目が「部署を跨いだ仲間の貢献を知ることができた」でした。 

今年で導入して4年目となりますが、Unipos利用率は毎月約70%と高い数値になっております。 

利用促進や飽きさせない工夫として、全従業員が集まる会議の日に投稿を発表したり、イベントなどを考案をしていますが、今後も組織改善の向上のため試行錯誤しながら運用していきたいと思います。 

Unipos 
https://unipos.me/

㈱佐々木総研活用事例/Unipos 
https://support.unipos.me/hc/ja/articles/4402393634841

2024年5月23日 

著者紹介

河内 美穂
総務部 総務課

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